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老野 祐平さん
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老野 祐平さん老野 祐平さん

Professional
interview
17

Judoka

柔道家

目指すは「真の世界一」
最高峰の舞台で金メダリストになる。

Profile

老野 祐平さん

2023年度 健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 アスリートコース 卒業
※2026年 2月取材

勤務先:
旭化成株式会社
取得資格:
中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

01 この道を目指したきっかけを教えてください。

どんな状況でも柔道を辞めようと思ったことは一度もありません。

元々教員志望でしたが、柔道家としてもっと上を目指したいと思い、実業団入りを決めました。旭化成株式会社を選んだのは、選手・コーチ含めトップアスリートが揃っているからです。柔道は4歳で始めましたが、けっして順風満帆だったわけではありません。中学生の頃にはそれまで負けることのなかった相手に力負けすることが増えました。しかし辞めようと思ったことは一度もありません。「必ず世界の舞台で活躍する」という想いを胸に、自分自身の柔道を磨き続けました。今も世界一を目指し、日々努力しています。

現在のお仕事内容を教えてください。

国際大会でも自分の強みを出せるよう、しっかり対策しています。

現在は慣れ親しんだ帝京平成大学の柔道場を拠点とし、稽古とトレーニングに励んでいます。試合前になると、「この大会に向けてどういったことに取り組んできたのか」「どの技を使うべきか」といった振り返りや確認作業を行いますが、国際大会になるとやるべきことが大きく変わります。外国人選手は見たことのない技を繰り出してくることもあり、大げさではなく「競技が違うのでは?」と思うこともあるからです。どんな相手でも自分の強みを出せるよう、試合前にはしっかり対策を練るようにしています。

一つひとつ、技術的な課題解決に取り組んでいます。

やりがいを感じるのはどんなとき?

一つひとつ、技術的な課題解決に取り組んでいます。

大会で優勝したときの喜びは何事にも代えがたいものがあります。また、できなかったことができるようになると、大きなやりがいを感じますね。今でもできないことや改善すべきことが私にはたくさんあります。内股や大外刈りも、得意技と呼べるレベルには達していません。技術的な課題が多く、大学の柔道部顧問である小野先生には今でもアドバイスを頂く機会がありますが、一言一句大切にして日々の稽古に取り組んでいます。

02 学生時代はどのように過ごしていましたか。

初めて日本一になった瞬間は、今も忘れることがありません。

入学と同時に柔道部創設ということで先輩はいませんでしたが、自分たちで部を作り上げていくことにワクワクしていました。1年次から主将を任せてもらった中で、一番印象に残っているのが「全日本ジュニア体重別選手権大会」で優勝したことです。その数週間前に「全日本学生体重別選手権大会」で2回戦負けしたこともあり、主将として「ここは絶対に負けられない」という強い気持ちで臨みました。初めての日本一ということもありますが、優勝した瞬間は今も忘れることがありません。中学・高校時代の恩師にも喜んでもらえました。柔道部創成期を皆で作り上げたことは最高の思い出ですね。現在は後輩たちの指導も行っていますが、彼らの活躍を見ると本当にうれしくなります。

教職課程で「人に教えることの楽しさ」を実感。

大学での学びで今活かせていることは?

教職課程で「人に教えることの楽しさ」を実感。

1年次の「スポーツ栄養学」は印象深いですね。一人暮らしで自炊していますが、今でも授業で使っていた資料は大切にしていますし、学んだことを参考にして、毎食栄養面を考えながら作っています。教職課程も本当に楽しかったですね。教育実習はもちろん、特別支援学校など様々な現場を体験できたことは、とても貴重なことだと思っています。人に教えることの楽しさを知りました。保健体育の中学校・高等学校教諭一種免許状を取得しましたが、現役生活を終えた後には大学で指導者として、後進の育成に努めていきたいと考えています。

世界選手権大会とオリンピックを制することが最大の目標。

今後の夢・目標は?

世界選手権大会とオリンピックを制することが最大の目標。

2025年6月には「グランドスラム・ウランバートル2025」で初優勝を果たしました。グランドスラムはその後の東京・パリも制覇し、3連覇を成し遂げましたが、真の目標はここからです。2026年10月に開催される「世界選手権大会」、そして2028年の「ロサンゼルスオリンピック」、この2大会で世界一になることが最大の目標。私が戦う81kg級は、国内にも多くの強豪が揃う階級です。まずは「全日本選抜柔道体重別選手権大会」を制することが大命題ですが、必ず日本代表の座をつかみ、世界一になってみせます。ぜひ、応援してください。

受験生へのメッセージをお願いします。

どんなときも一瞬一瞬を大切にして頑張ってください。

千葉キャンパスは緑豊かで、勉強にもスポーツにも集中して取り組める環境です。私のお気に入りは学生食堂。いつも大盛りにしてもらって、柔道部を応援してくださいました。4年間、学業と部活動を両立し、できることは全てやり切った自信があります。この大学を選んで本当に良かったと思いますね。自分のやりたいこと、やるべきことに取り組めば、必ず新しい世界に出会えると思います。どんなときも一瞬一瞬を大切にして頑張ってください。

1日のスケジュール

1日のスケジュール(日勤シフト)

07:30

朝練習

11:00

治療

12:00

昼食

16:30

稽古

19:30

自主練習

21:00

帰宅・夕食

資格取得への道

1年次

指導者の教養を身につける

スポーツ指導者になるために必要な専門科目を基礎から学び、幅広い教養を身につけます。1年次から実習科目も豊富に用意されています。

2年次

学内実習を体験

1年次に築いた基礎能力を土台に、専門教育に取り組み始めます。学内の充実した設備での実習により理論と実践の両面から学びます。

3年次

スポーツ現場で実践能力を養う

トレーナーの実務内容を理解・実践するためにスポーツ現場などで実習。教育実習に向けた実践的な授業により指導力を身につけます。

4年次

社会に備え、専門を磨く

アスレティックトレーナーや保健体育の教諭免許状などの各種資格取得に向けた学修や、キャリア教育の仕上げを行います。