水口 さくらさん
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水口 さくらさん水口 さくらさん

夢は、看護師

Be a Nurse

人への関心を心から払い
愛溢れる看護師になりたいです

Profile

水口 さくらさん

※2022年3月取材

健康医療スポーツ学部 看護学科 2年
日本体育大学荏原高等学校出身
※お知らせ

健康医療スポーツ学部 修学キャンパスについて

ちはら台キャンパスは、2024年度から2026年度まで校舎の建て替えを行います。
また、2027年度に健康医療スポーツ学部はちはら台キャンパスへの移転を予定しております。

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※掲載内容は予定であり、今後、変更されることがあります。

人を助ける仕事をしたいと思ったからです。

STORY 01 入学前

なぜ看護学を学びたいと思ったのですか?

人を助ける仕事をしたいと思ったからです。

小学校から中学2年生まで器械体操を真剣にやっていて、平行して陸上部にも入るなどスポーツが得意で順風満帆だったんです。しかし、半ば逃げるように器械体操を辞めてしまって、どこか中途半端な気持ちが残っていました。

その思いを払拭するように高校では初心者ながらバレーボール部に入ったのですが、強豪校だったことで通用せず、はじめて限界を感じるようになりました。そんなときでも、家族や親友たちは変わらずに接してくれて、いいときだけでなく、どん底にいるときも味方になってくれる人のありがたさを感じたんです。そこから漠然と人を助ける仕事をしたいと感じるようになり、母親の職業でもある看護師を目指すようになりました。

自分の行動や発言を通じて、人に元気を与えたい!

高校3年生のときに、メンターともいえる尊敬する人に出会えたことも大きなきっかけのひとつ。そこから考えた方が変わりました。自分自身を小さい人間だと思っていたのですが、私を通じて救われる人もいることを知ったんです。自分が成長していけば、誰かを救うことができるかもしれない。そんなふうに考えるようになっていきました。自分のことをひとりぼっちだと思ってしまっている人や、何かに傷ついている人、そんな人たちに対して自分の行動や発言を通じて元気を与えることができるかもしれない。そう考えたとき、看護という仕事は私の理想を叶える道だと思うようになりました。

静かな環境で勉強に集中できる、ちはら台のキャンパスに惹かれました。

「THU(帝京平成大学)」を選んだ理由は?

静かな環境で勉強に集中できる、ちはら台のキャンパスに惹かれました。

学校の存在は、コンビニの店内CMでよく流れていたので知っていました(笑)。それと、先輩も何人か行っていると聞いていました。選んだ理由は推薦で行けるとわかったからです。看護学科は中野(東京)とちはら台(千葉)にキャンパスがあるのですが、高校が都心だったこともあり、もう満員電車には乗りたくないという思いがあってちはら台にしました。人混みが苦手で静かな場所が好きなんです。また、学校を見学する機会をいただいたとき、実習室の設備が整っていることもTHUを選んだ理由です。食堂を見たときは、イメージしていた大学のキャンパスといった空間でテンションが上がったことも覚えています。

STORY 02 入学後

入学後のとまどい、思い描いていたイメージとのギャップはありましたか?

自主的に学んでいくことの大切さを感じています。

履修科目が多く、目標のために学ぶことはたくさんあるため、自ら積極的に学んでいくことが大切だと感じています。また、筆記テストは前期に1回、すべての範囲が出題されるので、試験前の一夜漬けでどうにかなるものではありません。コツコツと日々の積み重ねが重要になります。そのため、やむを得ず授業を休んでしまったときは、友達にノートを見せてもらうことも。試験前はみんな少しピリピリしていて、「今日のミスは今日中に」が合言葉になっています(笑)

思っていたよりも奥が深く、やりがいのある職業でした。

看護の知識を身につけるほど、勉強するほど、面白みを感じています。たとえ同じ病名でも、患者さんの考え方、家族背景、社会背景などで接し方が変わってきます。その人が望む看護とは何なのかを常に考えなくてはいけない。高齢で面会が少ない患者さんなら、積極的に話す機会を設けないと認知症が発症してしまったり。また、病室では身体的にも精神的にも患者さんに危険がないよう、さまざまな工夫をして環境を整えていることを知りました。実習に伺うと、先生方はその状況を見て瞬時に患者さんの背景を見抜いてしまいます。そういった観察力を身につけることで、よりよい看護ができるようになる。私も早く観察力を身につけたいと思っています。

水口 さくら

入学して感じる「THU」の魅力とは?

どの先生も人生経験が豊富で、親身になって接してくれます。

看護学科は演習も多く、人と関わる機会がたくさんあります。なので、すぐに親しい仲間ができると思います。私の周りにいるTHUの仲間たちはいい人ばかりで、励みになりますし、一緒に勉強を頑張ることができて楽しく過ごすことができています。また、先生方が親身になって相談にのってくれるのも魅力のひとつだと思います。私の友人は、ある先生に悩みを打ち明けたときに一緒になって泣いてくれたと言っていました。それって、すごいことだと思いませんか?先生方は皆さん看護経験があるので、数々の現場で人間的にも磨かれているんだなと感じました。どの先生も喋りやすく、ときに厳しく指導してくださるのでとても感謝しています。

STORY 03 卒業後

どんな看護師になりたいですか?

患者さんやご家族、そして一緒に働く人たちの光になりたい!

患者さんだけでなく、ご家族や一緒に働く人にもいい影響を与える看護師になりたいです。看護の世界は緊張感があり精神的な負担も大きいですが、どんなときでも看護の本質を忘れずにやり抜く人がいれば、うまく乗り切れると思うんです。そういった意味で安心できる、光のような存在になることで一緒に働く人たちにも「看護師でよかった」と思えるきっかけに自分がなりたい。その第一歩として、人に心からの関心を払うことを大事にしています。

人に関心を持つことは、愛を持って接することだと思います。子供の頃、お母さんが「学校どうだった?」としつこいくらいに聞いてきたのは、今思えば愛だったんだなと思うようになりました。患者さんと接するときにも、心からの関心を持つことで信頼関係が生まれる。そのために、まずは自分自身の健康管理から始めていこうと、早寝早起きや食事に気をつけるなど生活習慣を変えるよう努力しています。

Campus Life

Campus Life

1日のスケジュール

06:30

起床・朝食

07:00

通学

08:30

仲間と合流

09:00

授業

12:00

昼食

13:00

授業

16:10

自宅へ移動

18:00

帰宅・勉強

20:00

食事

21:00

お風呂・準備

22:00

就寝

Holiday

Holiday

【ここに説明が入ります】オープンキャンパスのアルバイト仲間である、池袋キャンパスの理学療法学科・言語聴覚学科・救急救命士コースの同級生と遊園地に行ってきました!

健康医療スポーツ学部 看護学科
高橋 恵子 先生より

Teacher’s Voice

健康医療スポーツ学部 看護学科
高橋 恵子 先生より

看護師を目指す学生たちへ

看護師という仕事は、人の命や健康に携わるため、責任の重い仕事です。しかし、その方と関わる中で、身体的な苦痛を少しでも軽減することができ、精神的なサポートを行うことで、その方が不安や悲しみを乗り越えることができたときには、やりがいを感じると思います。そのためには、専門的な知識・技術を身につけるために、主体的に学習していくことが必要です。様々なことに興味・関心を持ち、「学びたい」という気持ちと行動は、確かな知識・技術を身につけられることに繋がると思います。生活のあらゆる場面やニュースなどにも関心を持ちながら、自ら学ぶ姿勢を持つことが大切です。看護は相手の立場になって考えられることが大切な仕事です。自分の価値観だけでなく、相手がどう思うのかを考えながら、学生生活を通してコミュニケーション力を身につけてほしいと思います。きっと、看護の場面で役に立つと思います。

水口さんは、自分のことだけでなく、友人など困っている人の立場になって、何かできることはないか模索していたこともあったと思います。「人との関わり」を大切に考えているのだと思います。将来の看護師像を目標に、大学生活において、自らの目標を達成できるように考えて行動できる点は素晴らしいと思います。看護学生は、日々の授業や実習で大変だと思います。しかし、今しかできないこともあると思いますので、この大学で出遭った縁も大切に、相手の立場になって考えることができる看護師になってほしいと思います。