看護師を目指す学生たちへ
看護師という仕事は、人の命や健康に携わるため、責任の重い仕事です。しかし、その方と関わる中で、身体的な苦痛を少しでも軽減することができ、精神的なサポートを行うことで、その方が不安や悲しみを乗り越えることができたときには、やりがいを感じると思います。そのためには、専門的な知識・技術を身につけるために、主体的に学習していくことが必要です。様々なことに興味・関心を持ち、「学びたい」という気持ちと行動は、確かな知識・技術を身につけられることに繋がると思います。生活のあらゆる場面やニュースなどにも関心を持ちながら、自ら学ぶ姿勢を持つことが大切です。看護は相手の立場になって考えられることが大切な仕事です。自分の価値観だけでなく、相手がどう思うのかを考えながら、学生生活を通してコミュニケーション力を身につけてほしいと思います。きっと、看護の場面で役に立つと思います。
水口さんは、自分のことだけでなく、友人など困っている人の立場になって、何かできることはないか模索していたこともあったと思います。「人との関わり」を大切に考えているのだと思います。将来の看護師像を目標に、大学生活において、自らの目標を達成できるように考えて行動できる点は素晴らしいと思います。看護学生は、日々の授業や実習で大変だと思います。しかし、今しかできないこともあると思いますので、この大学で出遭った縁も大切に、相手の立場になって考えることができる看護師になってほしいと思います。