月・週・1日単位でやることを決める
まず、勉強のスケジュールを具体的に決めていきます。もし夏休みが「7月下旬から8月末まで」だった場合、「日数は約40日で、週は6週間」ということになります。
学習計画を立てる際はこの日数と週を意識しつつ、「月単位(夏休み全体)→週単位(1週目/6週)→1日単位」でやることを決めていきましょう。以下では、勉強計画の例(数学)を紹介します。
単位 | 例:やることの内容(数学) |
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月単位 (夏休み全体) | 例:夏休み(30日+10日 = 40日間)でやること - 苦手な「確率」「三角関数」「ベクトル」を復習する
- 6月に受けた模試をもう一回解き直して正答率を上げる
- 〇〇大学の過去問を3年分解く
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週単位 (1週目/6週) | 例:7月28日~8月3日の週でやること |
1日単位 | 例:8月1日にやること - 午前:青チャートIA「確率」の例題と演習を5ページ解く
- 午後:三角関数の公式を覚え直してテストする、青チャートIIBで三角関数の問題を解く
- 夜:今日ミスした内容を解き直す
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上記のように、具体的に書き出すと行動に移しやすいです。もし「自分が立てた計画に自信が持てない」という場合は、学校や塾の先生に計画表を見せて相談するのもいいでしょう。
また一日の終わりに、「今日の進捗・達成」と「明日のタスク」を簡単に確認する方法もおすすめです。学習進捗の確認を習慣にすると、勉強意欲が続きやすいです。できる限り学習計画は細かく立て、すぐに課題に取り組めるよう準備していきましょう。