
ソーシャルワーク演習( 社会福祉)Ⅱ
本科目では、支援を必要とする人が抱える複合的な課題に対して、どのような支援を行うのかを演習形式で学修します。実際の事例を基に、グループワークを行って検討したり、ロールプレイで実演をしたりします。少人数制授業のため、教員と学生の距離が近いことも特徴の一つです。
児童や高齢者・障がい者・傷病者などを取り巻く現代の福祉について、講義から学ぶだけではなく演習や実習を行うことで実践能力を養います。
福祉における相談援助職のほか、初級パラスポーツ指導員など、自分の進路に合わせた学びを深め、ボランティア活動にも取り組みます。
「社会福祉士」「精神保健福祉士」など相談援助の専門職として必要な知識や技術を、少人数での演習・実習指導などを通して身につけます。
5 | 5 |
男5:女5
2つ以上(教職を含む)の資格を取得する場合、時間割などの都合で4年以上かかる場合があります。
福祉に興味があり、他大学に比べて実習時間が多いことから入学を決めました。1年次のソーシャルワーク演習では、視覚障がいがある状況と補助役を体験。どのような配慮があれば誰もが暮らしやすくなるのか、考え続けていく必要性を強く感じました。将来は精神保健福祉士の資格を取得し、障がい者支援を中心に活動していきたいです。当事者の視点で物事を考えるのはもちろん、ご家族や健常者の視点からも考えていきたいと思っています。
※2024年度取材
1年次 | 教養を学び視野を広げる 英語・社会学・法学・心理学など幅広い教養と福祉の基礎となる科目を学びます。社会福祉・精神保健福祉に関する演習で福祉のイメージを確かなものにします。また2 年次以降の専門職実習に備え福祉施設での実習を体験します。 【学外実習】 |
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2年次 | 実習を通して現場を知る 福祉専門科目に取り組みます。社会福祉・精神保健福祉に関する演習と福祉や保健医療分野での実習を通して、現場の実践について学び、自分自身の進路を考えます。 【学外実習】 |
3年次 | 専門分野の知識を深める 演習や実習を通して、福祉専門職に必要な知識・技術を学びます。また、福祉・保健医療・介護の分野や企業でも活躍できる幅広い知識を学びます。 【学外実習】 |
4年次 | 福祉の資格取得に挑む 社会福祉士、精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカー、福祉関連職種の資格などを目指す学修や、卒業研究などを通して4年間の総仕上げをします。 【学外実習】 |
本科目では、支援を必要とする人が抱える複合的な課題に対して、どのような支援を行うのかを演習形式で学修します。実際の事例を基に、グループワークを行って検討したり、ロールプレイで実演をしたりします。少人数制授業のため、教員と学生の距離が近いことも特徴の一つです。
精神障がいのある人を支援する精神保健福祉士として必要なことは何か、座学で学んできた知識を事例を通じて総合的に、より具体的にグループディスカッションやロールプレイなども行いながら学んでいきます。実際の実習前に、精神科医療機関や地域支援をしている事業所の見学なども行います。