
産業・組織心理学
「労働者のストレスチェック制度」で公認心理師(国家資格)が実施者に追加指定されるなど、産業領域の心理支援職への期待が高まっています。この科目では、職場で具体的にどのような臨床心理支援が社員や組織に提供されているかを実践的に学びます。
人間関係を構築し発展させる力を身につけると同時に、心の健康を保つ知識や技術、経済活動を含む様々な人間行動に関する心理などを学びます。また、心理学関連の資格(認定心理士・心理学検定)なども取得を目指せます。
1年次から個々の希望をふまえながら、将来を見据えたキャリアプランを作成していきます。4年間をつうじた少人数制のセミナー教育のもと、一人ひとりに適した進路を目指します。
公認心理師受験に必要な知識技能を学び、優秀者には本学の専門職大学院進学時に学費減免の特典制度があります。
4 | 6 |
男4:女6
*所定の単位を修得し卒業後、大学院において所定の単位を修めるか、実務経験を積むことで取得できる受験資格
小学校で心理カウンセラーの先生と接した経験から心理学に興味を持ち、公認心理師の受験資格が取れることに魅力を感じ本学へ進学しました。専門分野以外にも教養科目を多くとれるので、対人での職業として幅広い知識も身につけることができています。将来は教育関係職の立場から、勉強面だけではなく児童や学生が抱える心の悩みに寄り添えるようになりたいです。
※2020年度取材
1年次 | 少人数のセミナーで学ぶ 高校からスムーズに大学生活へ移行できるよう少人数制のセミナー(クラス)で学修します。心理学についての基礎的な学修に加え、幅広い教養科目を学びます。 |
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2年次 | 心の支援・健康を理解する |
3年次 | 専門知識を深める 心理実習[90時間] |
4年次 | 専門性を磨く 各種資格を目指す学修や実習、卒業研究などを通して、それぞれの目標達成に向けて、4年間の総仕上げを行います。 |
「労働者のストレスチェック制度」で公認心理師(国家資格)が実施者に追加指定されるなど、産業領域の心理支援職への期待が高まっています。この科目では、職場で具体的にどのような臨床心理支援が社員や組織に提供されているかを実践的に学びます。
代表的な心理療法のひとつである「認知行動療法」を学びます。事例を通して、心理士が実際に行う認知行動療法の支援について理解するだけでなく、受講生自身が自分の考え方を見直したり、行動をより適切に変えていく取り組みも行っています。受講生同士のグループワークも積極的に取り入れています。