
造形基礎演習/造形デザイン演習
身近な日常を様々な視点から見直すことはわれわれに新たな物の見方や価値を与えてくれます。紙、布、木材、粘土、石膏、金属など、多くの素材に触れ、思い描く形や空間を作ることは、感性と技術の基礎力を養い、同時にこれからの社会で求められる多角的な視野の広がりを育みます。
教養科目では、芸術、文学、文化、歴史、社会学、自然科学などの講座を開講。興味と関心の幅を広げ、メディアの理解に深い奥行きをつくります。
デジタルなスキル修得でもアナログな手描き、手作業は基本です。教養を深めていくことに加え、一人ひとりの個性と感性を大切に伸ばし、技術指導を段階的に行います。
個人的なスキルとともに社会で求められるのはコミュニケーション能力。制作活動において同学年だけではなく教員、先輩、後輩、地域との交流の機会も多くあります。
4 | 6 |
男4:女6
幼少期からテレビを見るのが好きで、テレビ番組制作に関わる仕事をしたいと考え、多角的にメディアを学べる本コースに入学しました。映像、グラフィックデザイン、音楽など幅広い分野を学べる環境で多彩な表現手法を知り、感性を磨けています。映像制作の演習では、チームでアイデアを出し合って一つの作品を完成させることのやりがいを実感。将来はテレビ業界を盛り上げられるような、視聴者に笑いや感動を届けられる番組の制作に携わりたいです。
※2022年度取材
1年次 | ものづくりの基本に触れる デザイン、映像制作に必要なコンピュータスキルを基礎から学修するとともに、手仕事による「ものづくり」を学び、情報の発信者としてのセンスとマナーを、デジタルとアナログの双方から養います。 |
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2年次 | 発信者としての感性を磨く 演習を通じて具体的な課題に取り組むなかで、自己を見つめ、周囲との関わりを意識し、教養科目によって視野を広げて既存のものへの批判的な視点と、独自性豊かな創造力を築きます。 |
3年次 | 表現スキルを修得する 演習・ゼミなど、自らの視点でメディア表現を構想・創造します。ものづくりを通じてどう社会と向き合うかを考え、必要とされるスキルを修得します。 |
4年次 | 卒業制作で自分を表現する 希望職種で必要とされる知識・技能をより高いレベルへと引き上げ、卒業制作に向けて仕上げます。一人ひとりの進路に応じて就職の対策にも取り組みます。 |
身近な日常を様々な視点から見直すことはわれわれに新たな物の見方や価値を与えてくれます。紙、布、木材、粘土、石膏、金属など、多くの素材に触れ、思い描く形や空間を作ることは、感性と技術の基礎力を養い、同時にこれからの社会で求められる多角的な視野の広がりを育みます。
仕事の現場ではデジタルツール(ソフトウェア/アプリケーション)を使用してのメディア制作が一般的となっています。画像処理、デザイン、動画編集、音楽制作、プロトタイプ制作などのツールに触れ、基本的な技術を学ぶとともに、制作のプロセスを理解します。デジタルクリエイティブの知識と技術の入門スキルを修得します。