
救急救命処置を専門的に行う「救急救命士」
救急救命士は、救急車に乗って現場に駆けつけ、傷病者が病院に搬送されるまでの間に救急救命処置を施す役割を担います。医師からの具体的な指示を受け、家族からの同意を得た上であれば、医療器具を用いた気道確保や輸液、薬剤投与といった高度な救命処置を行うことも認められています。
「人の命を救う仕事」としてイメージされる救急救命士と消防士。これらは “全く異なる職種” なのではなく、実は深い関わり合いを持っています。
今回は救急救命士と消防士について、職種の定義と仕事内容を詳しく解説。さらに消防士から救急救命士を目指す方法についてもご紹介します。
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帝京平成大学では、救急医療の現場で活躍し地域に貢献できる人材を養成するため、「実践能力」を養う指導を重視。情報科学から心理まで幅広い分野を網羅するカリキュラムと、さまざまな現場での実習で、知識と技術両面の習得をサポートします。
まずは、消防士と救急救命士それぞれの仕事内容を解説します。
消防士は、火災や事故、災害などから地域住民の安全を守る役割を担います。主に活躍する場面としては、次の5つが挙げられます。
救急救命士は、救急車に乗って現場に駆けつけ、傷病者が病院に搬送されるまでの間に救急救命処置を施す役割を担います。医師からの具体的な指示を受け、家族からの同意を得た上であれば、医療器具を用いた気道確保や輸液、薬剤投与といった高度な救命処置を行うことも認められています。
救急救命士になるためには「救急救命士国家試験に合格した後に、消防官として採用される」方法のほかに、「消防士として就職してから救急救命士を目指す」方法もあります。
消防士から救急救命士を目指すには、まずは消防士としての勤務で、5年以上もしくは2,000時間以上の救急業務を経験する必要があります。
実務経験を積んだ後、養成所で6ヶ月以上の講習を修了することで、国家試験の受験資格が得られます。
救急救命士国家試験の概要は以下の通りです。
実施時期 | 年に1度、例年3月上旬〜中旬 |
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試験地 | 北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県 |
試験科目 |
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合格率 | 令和3年 86.7%(合格者2,599人 / 受験者2,999人) |
(参照:厚生労働省「救急救命士国家試験の施行」「第48回合格発表」)
救急救命士として現場で活躍することを目指すなら、帝京平成大学 健康メディカル学部 医療科学科 救急救命士コースもしくは健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 救急救命士コースで学んでみませんか?
救急救命士コースでは、情報科学から心理まで幅広い分野を学修し、総合的・多角的な考察力を養成。また実習設備の充実した環境の中、さまざま現場での実習を行い、救急救命士の使命と求められる倫理についての理解を深めるとともに、現場で活かせる実践能力を養うことができます。
救急救命士は、消防士の一種。より高度で専門的な応急処置を担う仕事です。救急救命士国家試験に合格した後に消防官として採用されるか、もしくは消防士としての実務経験を積んだ後に救急救命士国家試験に合格することで、救急救命士になることができます。
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