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お知らせ

読売巨人軍主催の福島での公式戦に被災者ら1,000人を招待

2012年9月20日

東日本大震災から1年数か月が過ぎましたが、福島県では依然として避難生活を強いられている被災者が数多く存在します。被災者の生活支援(義援金)や心のケアに関しては、長期的な支援が必要とされており、大きな課題となっております。
このような状況の中、プロスポーツチームがない福島県において、昨年に引き続き8月30日に郡山開成山野球場で開催された読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズの試合へ「読売・帝京平成大学チャリティーシート」と題して、被災者1,000名を招待することになりました。また同時に本学現代ライフ学部人間文化学科の学生9名がボランティアスタッフとしてイベントのサポートをしました。

 

学生たちは郡山駅到着後、開成山野球場へ向かい、「On Your Marks (巨人軍の選手とともに全守備位置につく形の始球式)」や招待者の案内誘導などについて球団関係者から当日の役割や注意事項などの説明を受けました。

 

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招待者が球場に到着すると、学生9名はそれぞれの配置につき、招待者を座席まで誘導しました。誘導とともに招待者へユニフォーム型選手背番号入りタオルを配布しました。今回は郡山市内の仮設住宅居住者約500名、そして郡山市内の野球・ソフトボールの少年少女約500名を招待しました。当日は大学のネーム入りポロシャツを着用していたこともあり、ファンの方からたくさん声をかけていただいておりました。普段の学生生活ではあまり行うことのない役割で最初は戸惑っていた学生もいましたが、色々声をかけられたりなどして徐々に慣れていきました。

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誘導が終わり、本番へ。公式戦前の緊張感漂う満員御礼のスタジアムで、来場者の全注目がグラウンドに集まる中、学生たちは帝京カラーのポロシャツに身を包み、スタッフとしてグラウンドに立ちました。守備位置につく際には子どもの手を引き、一斉に走り出しました。今回、「On Your Marks」では、震災による避難のため、チームメートがバラバラになりチームが組めない状態から結成された4中学校による連合チームの南相馬オールスターズが務めましたが、中学生ということで最初はコミュニケーションがうまくとれませんでしたが、守備位置につくと次第に会話が弾み、笑顔があふれていました。

 

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大役を終えた学生たちは、フィールドワークの一環として翌日郡山市社会福祉協議会を訪れ、東日本大震災において、どのような支援をしているかなど話を聞き、教科書には載っていない「現場の声」を聞くことができました。

 

2日間と短い期間での活動でしたが、彼女たちは普段の講義では決して得ることのできない貴重な経験をしました。今回の経験を通して、彼女たちが何かひとつでも「価値観が変わった」などと感じていれば、今後の人生を大きく左右する経験になったことは間違いないと思います。以下に参加した学生のコメントを紹介させていただきます。

 

東日本大震災から約1年半経ちますが、メディア等を通してでしか情報を知り得ず、その辛さや苦しみを体験した人々に、どう寄り添えば良いのか、はじめは戸惑いました。
しかし、実際はそこに笑顔があり、私のイメージは払拭されました。福島の人々の強さを感じるとともに、特別視するのではなく普通に接することの重要性も学びました。
私たちにできることは小さなことですが、今回の経験を通じて、被災者の方々の笑顔を増やす力になりたいと強く思いました。
貴重な機会を頂いた環境に感謝しつつ、東北地方の一刻も早い復興を願っています。

 

そして、このような経験ができるのも建学の精神にある「幅広い知識と専門分野における実践能力を身につけ 創造力豊かな逞しい人間愛にあふれた人材を養成する」を実践する帝京平成大学ならではのことではないかと思います。

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